来年から部署の人員削減が行われるらしい・・・
人手不足が叫ばれる昨今、どうやら我が会社も例外ではないようです。
来年度から私が所属している部署の人員が削減されるとのウワサを耳にしました。
今でさえ、結構ギリギリで仕事を回している(と私は認識している)のですが、そこからさらに人を減らすとは!
ますます、早いところ「脱出」しなければという思いを新たにした次第です。
来年の体制が気になる季節に・・・
年末となったこれくらいの時期から、来年度の体制の検討が始まります。私のような下っ端は完全に蚊帳の外で、幹部連中がコソコソと検討しています。
話は極秘で進められているはずですが、勇気ある者が勤務時間外に副課長のデスクの引き出しを開けて検討資料を見たのです(カギをかけていない副課長もマヌケである)
そこには、部署の再編と人員の削減が検討されていたという次第。
それをコソっと聞いた同僚たちからは、当然のごとく「マジかよ」「何考えているだ」という感想があふれました(もちろん、表向きには知らないということにしなければなりません)
まあ、だいたい新年度になると看板だけ付け替えた新部署ができたり、形だけ部署を合併してみたり、どういう意味があるんだということがよく行われるので、驚くほどではありません。でも、人が減らされるのは深刻な問題です。
人事部も何を考えているのでしょう。
人を減らす一方、残業はするなと言う
そうやって、人員を減らす一方で、仕事が減るわけではありません。むしろ、あれをやれ、これをやれと言って、増える一方です。
先日も、幹部の「鶴の一声」で余計な仕事が増えたばかりです。
https://tiberius-caesar.com/tsuru-hitokoe-honrou
そのくせ、「働き方改革」の一環として、残業を減らすように指導しているのです。前年比で○○%削減という目標を設定して、残業規制をかけている。
そのせいで、残業申請がしにくくなって「隠れ残業」が増えているという始末。表向きに出てくる数字だけきれいにしても何の意味もないと思うのですが。アホである。
そして、人員の削減です。これほど「矛盾」という言葉がピッタリとくることもそうそうないであろう。
サラリーマンの立場は弱い
愚痴ばかり書いてしまいました。
組織に勤めている以上、避けられないものなのかもしれませんね。なにせ、与えられた環境条件で働かなければならないのです。殺生与奪権を会社に握られているのですから。
かつて、16世紀ヴェネツィア共和国の外交官は本国に送った報告書の中で、このように述べたんだとか。
「強国とは、戦争も平和も、思いのままになる国家のことであります。わがヴェネツィア共和国は、もはや、そのような立場にないことを認めるしかありません」
興隆を誇ったヴェネツィア共和国も、新興国トルコそしてスペインという2大帝国に押され気味となっていた時代。
私たちサラリーマンも「思いのままにならない立場」であることを、認識しなければなりません。
そして、その状況から脱出するために「経済的独立」を果たし、会社に依存しなくても生きていけるようにする。これがセミリタイアなのだと改めて思います。
ますます、早いところセミリタイアしなければという思いを新たにしました。
周りに翻弄されるのではなく、しっかりと自分の人生を生きるためにも。
↓大規模な人事異動のせいで、同期が休職していた話。ひどい話です。