読書習慣をつくるための5つのステップ【本の虫が解説します】
読書はとてもおもしろいものです。
かくいう私もよく本を読んでおり、読む本がなくなると「禁断症状」が出てしまう(?)もちろん、セミリタイア後も読書が人生の「相棒」になることは間違いありません。
とはいえ、世の中には読書の習慣をつけたいと思いながらも、なかなかうまくいかない人も多いとか。
先日、どうすれば読書する習慣ができるのか、知り合いに聞かれたので少し考えてみました。
読書しないのはもったいない!
読書の何がいいかと言えば、時間を忘れて没頭できることです。読んでいるといつの間にか時間が経っているということは、日常茶飯事です。
読書をして没頭することはストレスの解消にもいいという話を聞いたことがあります。余計なことを考えないので、一時的にでもイヤなことも忘れることができるということでしょうか。
もちろん、自分の知らなかったこと、新しい知識を得ることができます。学術的な知識もありますが、エッセイ本などを読めば、生き方とか考え方というかそういったこともおもしろいですよね。
いろいろ書きましたが、結局「おもしろい」と思えれよいのです。
で、読書習慣を作るために私なりに有効だと思うことを5つ挙げてみました。
- 読書を手軽なものだと考える
- 読書する時間を決める
- 週に1回は本屋に行く
- 好きなジャンルを見つける
- 好きな作家を見つける
1.読書を手軽なものだと考えること
読書をするのに、特別な準備も心構えも必要ありません。必要以上に構える必要はまったくないのです。
なにせ、ただ本を手にとって読めばよいのですから。
ソファに座ってでもよし。ベッドに寝転びながらでもよし。
ちょっとヒマだなと思ったら、「ちょっと本でも読んでみるか」くらいの軽い感じでOKです。まずは、本を手に取ってみましょう。
2.読書する時間を決める
次は、実際に本を読みましょう。読む習慣がつく前は、どうしても読まないままで1日が終わってしまったりします。
そこで、半強制的に読む時間を作るようにします。
例えば、寝る前の30分と決める。
あるいは、通勤の電車の中で読むようにする(私です)。電車の中でスマホばかり見ているのではなく、本を読むようにするのも悪くないですよ。
ヒマができると自然と本を開くようになるのが理想ですね。
3.週に1回は本屋に行く
本を読む時間を決めて読むようにするのと並行して、おもしろい本を探しに行きましょう。
私は、散歩がてら毎週本屋に行っています。別に行ったからといって、必ず本を買う必要はありません。うろうろと見て歩き、どんな本だろうと手にとってみるのです。
「これだ!」という本を見つけるとうれしくなります。自分の中では「狩り」に行く感じです。なかなか自分が面白いと思う本、ページをめくらずにはいられないような本を見つけるのは稀ですが、その分そういう本を見つけたときのうれしさは多きいです。
これまであまり本を読んでいない方は、未開の地が広がっているようなものですからうらやましいほどです。
4.好きなジャンルを見つける
本屋に行って本を漁り(?)、本を読むクセがつき始めると、好きなジャンルというものが分かってくると思います。
一口に本といっても、そのジャンルは多種多様です。
歴史物、哲学、エッセイ、自然科学、SFなどなど(いずれも私が好きなジャンル)。
なお、私は小説とか、純文学、自己啓発系の本などはほとんど読みません。好きなジャンルは人それぞれですから、自分の好きなジャンルが見つかれば、そのジャンルの本をむさぼるように読んでいきましょう。
5.好きな作家を見つける
また、好きな作家を見つけることも読書習慣を作る上で大事なポイントです。
好きな作家を見つければ、その作家の作品をどんどん読み進めることができます。
私の場合は、まずは司馬遼太郎。歴史のジャンルの本であれば、まず間違いありません。
[rakuten no="9784167105761" shop="book" kw="坂の上の雲 一 (文春文庫) 司馬 遼太郎"]
また、塩野七生も好きですね。文庫本で全43巻にもなる『ローマ人に物語』は言わずもがな、『海の都の物語ーヴェネツィア共和国の一千年』も好きな本です。エッセイ集も多数あり、読んでいてあきません。きっと、地中海世界に行きたくなりますよ。
[rakuten no="9784101181516" shop="book" kw="ローマは一日にして成らず(上) ローマ人の物語1 (新潮文庫 新潮文庫) 塩野 七生"]
読書はいい趣味だと思う
いろいろ書きましたが、結局楽しめればよいのです。
本はエンターテインメントの一つです。高尚だとかそんなことを考える必要はありません。
お金もそんなにかかりませんし(図書館というものもあります)ヒマつぶしには最適なものだと思うのですが、いかがでしょうか?