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HDV(高配当株ETF)の構成銘柄とその特徴とは?

私は、インデックス投資を基本として、つみたてNISAやイデコを利用しています。それに加えて、ボーナス支給月には、HDViシェアーズ・コア高配当株ETF)という海外ETFを買っています。

基本的には、投資信託を淡々と積み立てていけばよいのですが、それだけだと「味気ない」ということもありますし、「高配当」という文言につられて買っています。

今回は、HDVの特徴、特にその構成銘柄についてまとめてみました。

HDVを買おうと思った理由

まず、HDVを買おうと思った理由ですが、何より「海外ETFを買ってみたかったから」というものがあります。海外ETFを買うには、米ドルを用意して買う必要があります。ドルで資産を持っているなんてカッコいいではないですか!資産分散にもなりますね。

もちろん、投資信託アメリカを対象としたものを買えば、間接的にドル資産を所有しているとも言えますが、やっぱり本物のドルで持っているほうが感じがでる。住信SBI銀行なら、簡単にドル積立ができますし。

では、海外ETFを買うとして、なぜHDVを選んだのか。

それは、①名前の通り「高配当」であること、②構成銘柄が「ディフェンシブ」であること、③構成銘柄が少なく個別株に近い感覚で投資できること、です。

①についてですが、2019年4月30日現在の直近配当利回りは、3.61%です。個別株ならもっと利回りの高いものもあるでしょうが、その分リスクも高いです。ETFで3.6%の配当が得られるならかなりよいのではないかと思います。

ちなみに、経費率も0.08%と十分に安いレベルです。

積み立てていって、将来的にはまとまった金額の「不労所得」にしたいと思っています。セミリタイア生活の役に立てばいいなと思います。

次の理由②③について、具体的な構成銘柄を見てみたいと思います。

HDVの構成銘柄

HDVの構成銘柄のトップ10を見てみます。(2019年4月30日現在)

名称 セクター 割合
エクソンモービル エネルギー 8.85%
JPモルガン 金融 7.60%
ベライゾンコミュニケーションズ 情報通信 6.63%
ジョンソンアンドジョンソン ヘルスケア 6.38%
シェブロン エネルギー 5.69%
ファイザー ヘルスケア 5.35%
プロクターアンドギャンブル(P&G) 生活必需品 4.99%
コカ・コーラ 生活必需品 4.14%
シスコシステムズ 情報通信 4.04%
ペプシコ 生活必需品 3.72%

聞いたことのある有名な企業ばかりですね。それも高配当を出している優良企業ばかりです。上位10社だけで、50%以上を占めています。構成銘柄としては、70~80銘柄ほどの分散度合い。ほかのETF投資信託が、何百社も組み入れているのに比べれば、かなり集中している感じ。個別株は怖いけど、かといって分散しすぎるのもなんだかなあと思って買ってみました。

HDVを買えば、こうした「優良銘柄」をまとめて買うことができるのです。

また、セクター別で見てみると、ヘルスケアや生活必需品、エネルギーなどで50%以上を占めています。これらはいわゆる「ディフェンシブ」なセクターで、景気の変動に影響を受けにくいセクターと言われています(とはいえ、まったく影響がないわけではありません。あくまで「比較的」ということです)

とはいえ、大暴落したときにどうなるかはわかりませんが・・・

将来は「不労所得」の源泉に・・・

高配当ということで、セミリタイア後の不労所得のために積み立てていきたいと思います。成熟した企業で構成されていますから、値上がり益を狙うというよりかは、安定して配当を受けとることを目的とした保有になるでしょう。

高い配当と、ある程度の分散を両立したETFになっているのではないでしょうか。

投資信託ETFの使い分けについては、下記の記事も参考にしてみてください。

https://tiberius-caesar.com/tousishintaku-etf-index