トラピックスのイタリア8日間ツアー3日目旅行記
トラピックスのイタリア8日間ツアーの3日目です。今日はいよいよ「水の都」ヴェネツィアに行きます。
かつて「アドリア海の女王」と言われたヴェネツィア共和国。地中海交易で繁栄を極めたスゴイ国でした。そもそもの始まりはローマ帝国末期に蛮族の襲撃から逃れるために潟(ラグーナ)の上に町を作ったのがはじまりです。
そこから美しい都市となっていったのですから、ヴェネツィアの人々のすごさを感じられるはずです。
いざ、ヴェネツィアへ!
朝はホテルのバイキングで済ませます。朝食から出発まであまり時間的余裕がありませんので、前の日に用意はしておいたほうがいいでしょう。
とはいえ、ヴェネツィアのホテルに泊まっていますので、この日の移動はあまりありません。
ヴェネツィア本島へは船に乗っていきます。水の都、いや「海の都の物語」の塩野七生に言わせれば「海の都」に入るのは、海側からこそおもて玄関と言えるのではないでしょうか。
海の上から見るヴェネツィア。美しい街並みです。本当に海に浮いているようです。海の上のせいか、陸よりもすこし肌寒い感じがしました。上着があるといいと思います。
上陸すると、まずはゴンドラに乗ってヴェネツィア市内を巡ります。ヴェネツィアは水の都と言われるように、市内を水路が網の目のように巡っています。ですので、おもな交通手段が船、つまりゴンドラになるのですね。
ちなみに、ヴェネツィアのゴンドラはすべて黒色です。これは、かつてはド派手なゴンドラがあったのですが、競争の過熱を懸念したヴェネツィア政府が規制したものらしいです。
けっこう狭いところや、直角にまがるところもあるのですが、船頭さん(ゴンドリエーレ)は、器用にゴンドラを操ります。さすがは毎日乗っているだけのことはあると感心しました。
ゴンドラに乗ったあとは、サンマルコ広場へ向かいます。ナポレオンも絶賛したという有名な広場です。サンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿があります。
ここで少し自由時間。思い思いに、散策することができます。
そのあとは、現地ガイドの案内でサンマルコ寺院の見学をします。寺院のバルコニーからは、サンマルコ広場が一望できます。美しさがさらによく分かります。
このあと、ヴェネツィアンガラスの工房を見学します。要はトイレ休憩を兼ねたお土産タイム。お店のイタリア人のイケメン店主も日本語をしゃべるので驚き。日本人向けの商売で、毎日観光客が来るんでしょうね。
自由時間でリアルト橋へ
お土産タイムの後にも自由時間があります。私は、この自由時間を利用してリアルト橋まで行ってみることにしました。
リアルト橋までは、サンマルコ広場から約10分くらいでしょうか。ただし、ヴェネツィアの街は道が入り組んでいて迷路のようです。一応、ところどころに矢印つきの看板でリアルト橋の案内はありますが、それでも本当にこの道で合っているのか不安になります。
それでも看板の案内に従って進んでいくとすごい人込みのところに出ました。どうやら気付かないうちにリアルト橋の上に着いていたみたいです。
リアルト橋からはヴェネツィアの大運河「グラン・カナッレ」が一望できます。いやあ美しいまるで絵画のような景色に感動します。かつてここに地中海を行き来する商船が行き交っていたんだなあと思いをはせます。
しかし、観光名所というだけあってすごい人です。写真を撮るのもやっとという感じ。自由時間も限りがありますので、長居せずにサンマルコ広場に戻りました。
お昼はイカスミパスタ
この日のお昼ご飯はレストランでイカスミパスタです。真っ黒なパスタが出てきます。
食べると口の中が真っ黒に・・・でも、なかなかおいしかったですよ。
お昼を済ませるとヴェネツィアともお別れです。船に乗ってヴェネツィアを後にします。さようなら、ヴェネツィア。
バスに戻って次は花の都フィレンツェへ移動です。バスの中では、疲れからかウトウト・・・
そうこうしているうちにようやくフィレンツェに到着です。レストランで夕食を済ましたあとホテルへ。
こうしてイタリア8日間ツアーの3日目が終了。あこがれのヴェネツィアを堪能できて大満足でした。
https://tiberius-caesar.com/italia-trapics-tour4
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