トラピックスで行くイタリア・ヴェネツィア観光の見所をご紹介!
トラピックスで行くイタリアツアー(南部イタリアメインを除く)では、必ず組み込まれているヴェネツィア観光。
「水の都」「海の都」とも呼ばれるヴェネツィアは、イタリアでも有数の観光都市です。
かつてアドリア海の女王と呼ばれた海洋国家の名残が残る、優美で美しい都市です。見どころも多いのですが、ツアーで行くためすべてを見ることはできません。トラピックスのツアーではどんなところを観光するのでしょうか。
そこで、今回はトラピックスのイタリアツアーで行くヴェネツィア観光の見所をご紹介したいと思います。
見どころ①海から見るヴェネツィア
私が行ったツアーでは、ヴェネツィア本土近くのホテルからバスで出発し港へ向かいます。
そして、船でヴェネツィア本島へ向かいます。ヴェネツィアは、「海の都」というように海の上に浮かぶ都市です。現在では、本土から鉄道が通っていますが、鉄道が通る前は船でしか行くことができない都市だったのです。
塩野七生氏が、「海の都の物語」で述べているように、ヴェネツィアという都市の表玄関はあくまでも海側なのです。
その意味で、今回のツアーで海から本島に上陸したのは「正当」と言えるのかもしれません。
海の上に浮かぶヴェネツィア。船は貸し切りでツアー参加者しか乗っていません。船の中の窓越しに見ることができます。
そして、いよいよヴェネツィアに上陸です。
見どころ②ゴンドラ遊覧
ヴェネツィアといえばゴンドラが有名です。ヴェネツィアの中は、水路が網の目のように張り巡らされており、ゴンドラで移動するのが普通でした。現在も小型船が多く行きがっており、ゴンドラは雰囲気を感じさせる観光用になっています。
細い水路を上手に進んでいきます。ほぼ直角の曲がり角も、器用に櫂を操って曲がっていきます。さすが、毎日やっているだけのことはあると感心。
降りた後は、バケツにチップとして1ユーロ入れるのが決まりらしい。
見どころ③サンマルコ広場
ヴェネツィア本島の中でも外せないポイントであるサンマルコ広場。ヴェネツィアの守護聖人であるサンマルコのために作られたサンマルコ寺院の前にある美しい広場です。
ナポレオンが「世界で最も美しい広場」と称した広場でもあります。ちなみにヴェネツィア共和国は、このナポレオンの前に降伏してその一生を終えました。
ツアーではここで30分ほどの自由時間。写真を撮ったり散策を楽しむことができます。
見どころ④サンマルコ寺院
そしてツアーではサンマルコ寺院も入場見学します。遠くから見ても荘厳で美しい寺院ですが、近くで見てもその細かいところまで行き届いた装飾の美しさが分かります。
中も教会らしく厳粛な雰囲気でした。ちなみに内部は写真撮影禁止なので、注意しましょう。
そして2階のバルコニーからはサンマルコ広場を一望することができます。
秩序ある並びが美しさを感じさせてくれます。
また、バルコニーには4頭の馬の像が飾られています。これはレプリカで本物は寺院の2階部分に納められています。
この馬は、かつて第4次十字軍でヴェネツィア共和国がビザンチン帝国(東ローマ帝国)の首都コンスタンティノープルを攻めたときの戦利品として持ち帰ったものです。
その後ナポレオンに占領されたときにパリに持って行かれ凱旋門に飾られたそうです。その後ナポレオンが失脚して元のヴェネツィアに戻ってきたという波乱万丈な馬たちです。
見どころ⑤ガラス工房を見学
ツアーではガラス工房を見学します。ヴェネツィアはガラス工芸が盛んでした。現在でも名産品として有名です。
そんなガラス工房を見学します。
職人さんが目の前で実演してくれます。その後、ガラス製品がたくさんあるところへ案内されて「実演販売」。もちろん、お買いものができますがお値段はさすがのものです。私は買いませんでした・・・
見どころだらけのヴェネツィア!
いかがでしたでしょうか。観光都市だけあって見どころばかりです。
そんななかであえて残念なところを挙げるとすれば、リアルト橋やグラン・カナッレ(大運河)を見ることがツアーに組み込まれていないことです。
大運河とそれにかかるリアルト橋もヴェネツィアの有名スポットですので、是非とも見たいところです。
https://tiberius-caesar.com/italia-trapics-venetia-riarto
私は30分ほどの自由時間の間に個人的に見てきました。ただし、集合時間に遅れるわけにはいかないので、あまりゆっくりと見ることができなかったのが残念でした。
そのほか昼食もとります。昼食は有名なイカスミパスタです。
ツアーの食事はこちらの記事をどうぞ。
またヴェネツィアのホテル宿泊記はこちら。