つみたてNISAの口座は年ごとに管理されているわけではない?
2020年は、つみたてNISAが始まって3年目の年になります。
今年ももちろん積み立てをやります。
そんな中、つみたてNISA口座での管理の仕組みについて疑問点が出てきたので、今月の運用状況と合わせて書いておきたいと思います。
疑問点というのは、前年から同じ投資信託を購入していると、年ごとに分別されずに合算して管理されているということです。この場合の非課税期間の管理はどうなっているのかということです。
以前にも述べた通り、2018年はSBI証券で、2019年以降は楽天証券で口座を開設しています。証券会社を変更した理由と変更手続きについては以下の記事をご覧ください。
https://tiberius-caesar.com/sbi-rakuten-tsumitatenisa
2018年口座(SBI証券)
まずは、運用状況について簡単にまとめておきます。
2018年にSBI証券で開設した分の状況です。
始めたころは、何を買えばいいのかよくわからず、ランキング上位の投資信託を買ったりしていたので、結果として4つあります。
状況は以下のとおりです(2020年1月28日現在)
銘柄 | 買付金額 | 損益(円) | 損益(%) |
楽天全世界(VT) | 327,323円 | 44,345円 | +13.55% |
野村積立外国株投信 | 20,590円 | 3,586円 | +18.09% |
ひふみプラス | 13,820円 | -995円 | -6.49% |
世界経済インデックスファンド | 38,247円 | 1,403円 | +3.74% |
合計 | 400,000円 | +48,339円 | +12.08% |
ご覧のとおり、現在のところ、おおよそ+48,000千円、率にして+12%です。
先月末では、およそ+44,000円、+11%でしたので、ちょっと増えてますね。相変わらずひふみプラスは低迷しています。積み立てを続けなくてよかった。
2019年・2020年口座(楽天証券)
前年の反省を生かし、2019年の口座は投信1本で行くことにしました。
選んだのは、eMaxis Slim(S&P500)です。言わずと知れたアメリカ市場に投資できる人気の投信です。
買い付け頻度としては、毎月3万円で、3月と9月のみ5万円の買い付け設定としています。2019年度は40万円すべて買い付けが終わっています。
つみたてNISA3年目の2020年も設定を変えずにそのまま買い付けを継続します。
状況は以下のとおりです(2020年1月28日現在)
銘柄 | 買付金額 | 損益(円) | 損益(%) |
eMaxis Slim(S&P500) | 430,000円 | 59,034円 | +13.73% |
順調に増えていっています。1カ月前は+50,000円、+12.6%でしたので、これも結構増えています。
こうして見ると、1月も結構株価が上昇していたんだなということが分かります。
ここ数日は、新型コロナウイルスに対する懸念から世界的に株価が下落しているようですので、しばらくは我慢が続くかもしれませんね。
疑問点:年ごとに別の枠ができるわけではない?
それで疑問点ですが、上記の状況を見ていただくと分かると思いますが、前年から同じ投資信託を購入していると、そのまま上積みされていく形のようです。
つまり、私の例で言うと、2019年に投資した40万円に2020年1月に投資した3万円が追加されて、買い付け原価が43万円となっています。
てっきり年ごとに別々の管理になるのかと思っていたので、ちょっとびっくりしました。
しかし、こういう形になると非課税期間の扱いはどうなるのでしょう?
例えば、20年後に2019年に投資した分だけをすべて売却したいとなったら、どうするのかということです。ちゃんと分離できるんだろうか。そしてちゃんと非課税期間が考慮されるのか?
また、特定の年に購入した分が利益が出ているのか、損が出ているのかも分からなくなるような気が・・・こうなると、非課税期間が終わるかどうかというタイミングのときに、売却して利確するのかそれとも特定口座で運用を続けるのかの判断ができないのかなァなどと思ったり。
もしかすると、購入口数で勘定しているのかもしれません。つまり、2019年には○○○○口購入しているので、その口数の売却までなら20年間非課税ですよということなのか。
それとも、このすべてが私の勘違いなのか・・・
うーん、よく分からないですね・・・