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2020年の株式市場はどうなるのか?

2019年も残すところ10日を切りました。年々、月日が経つのが速く感じます。こんな感じであっという間にセミリタイアまでワープできないかなぁ・・・

1年の始まりと終わりなど本当は特に意味がないのに、なぜか1年を振り返ったり、次の年はどんな年になるのかと考えてしまいます。

投資を始めてからは、来年はどんな株式市場になるのかということが余計に気になるようになりました。

果たして、2020年はどんな株式市場となるのでしょうか。そこに待っているのは天国か、それとも阿鼻叫喚の地獄なのか・・・

アメリカ大統領選があるから大丈夫?

2020年の大きなイベントと言えば、日本ではオリンピック。そして、アメリカでは大統領選があります。あとは、イギリスのEU離脱か。

トランプ大統領も、もう4年目だったのですね。当時は、4年ももたないという声もありましたが、結局なんだかんだ4年目に突入しています。

まあ、弾劾裁判にかけられたりしていますが・・・

株式市場との関係で言えば、大統領選を見越してか、中国との貿易摩擦も一旦緩和したようです。それを受けて秋くらいからアメリカ市場は好調に推移しています。そして、それにつられて日本市場も。

アメリカ大統領選に向けて、好調な株式市場を維持したいところでしょうから、2020年も好調が続くという予想もさもありなんというところでしょうか。

とはいえ、足元の景気は減速気味という話もありますから、はてさてどうなるものやら。

予想することは無意味

思えば、ちょうど1年くらい前は、かなり大きめの株式市場の下落がありました。

投資信託を積み立てしている楽天証券からアラームメールが来たりと、2018年は「暴落」で終わりました。

その1年後にこんなに株価が上がっているとは思いもしませんでした。私も1年前は、そこそこの含み損状態でしたが、今はけっこう含み益が出ています。

まさに「一寸先は闇」というか、どうなるかなんて誰にもわからないのです。だからこそ、インデックス投資をたんたんと積み立てを続けていくことが唯一の合理的な投資ではないかと思うのです。

ちょっと株価が上がってくると、「日経平均は3万円を目指す」とか強気な、そして無責任な予想が出てくるようになります。

予想が外れても責任を取る必要はないのですから、いい気なものです。予想が当たればそのことを言いたて、外れればサイレントになるだけ。

そういった雑念には振り回されず、たんたんと積み立てを続けていきたいものです。

16世紀前半のフィレンツェに生きたフランチェスコ・グイッチャルディーニもこう言っているのだから。

ある一事を選び、それが翌年にはどんな結果を生むであろうかということを賢人に判断してもらい、書き留めておいた人が、後になってからそれを読んでみたとする。その時その人は、賢人の判断の的中率が、惨めなほど低いことに目を見張るであろう。この世の中の出来事は、あまりにも複雑すぎるのだ。