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誰でも30代でもできる?早期退職「FIRE」の実践者に聞いてみたを読んで

先日、ヤフーニュースを見ていますと、表題のような記事がありました。「早期退職、FIRE」って何?と思って読んでいきますと、なんと私が計画しているセミリタイア計画とほぼ同じことが書いてあるではありませんか!

FIRE Movement(ファイア・ムーブメント)とは、アメリカ発祥の運動で、経済的に独立し、早期リタイアしようとする運動とのこと。おぉ、まさにセミリタイア!

実は、アメリカを始め、世界的な運動になっているらしい。私も意図せずこのファイア・ムーブメントに参加していたのです。

セミリタイア計画者としてこのファイア・ムーブメントに非常に興味があります。

※以下引用部分は誰でも30代でもできる?早期退職「FIRE」の実践者に聞いてみたより

「FIRE」ムーブメントとは?

まず、ファイア・ムーブメントですが、記事によると

「FIRE」ムーブメント(The Financial Independence, Retire Earlyの略で、経済的に自立し、早期リタイアしようとする動き)の発祥はアメリカだが、この運動はイギリスにも普及し、会社というマシンに縛りつけられたまま40年もの月日を送る気のない20代、30代の若者を惹きつけている。

また、その方法ですが、

彼らが実践しているのは、極度の倹約とシビアな投資の合わせ技だ。彼らはそうすることによって、必要な「蓄え」を築こうとしているのだ。一般的に、年間支出額の25倍の「蓄え」があれば、仕事をやめる、あるいはこうした若者が言うように、「FIRE(通常は『クビになる』の意)する」ことができると考えられている。

とのこと。簡単に言えば、①投資をして資産を増やす、②倹約してお金を使わない(=お金を貯める)ことで、資産を築き、その蓄えができたところで、リタイアするというものです。

何を隠そう、私ティベリウスも同じことをしています。ですので、私のやっていることは、まさに「ファイア・ムーブメント」だったのです!(この運動を知らずにやっていたんですけどね・・・)

「FIRE」ムーブメントの考え方

ファイア・ムーブメントの実践者は、お金にシビアです。リタイアするに足る資産を築くためには、そうならざるを得ないのでしょう。

記事で紹介されていた24歳の青年は、1か月400ポンド(約55,000円)の賃貸に住み、自転車で通勤しています。また、会社の無料コーヒーマシンを使い、コーヒーショップの高価なコーヒーは買わないそう。そして、

「信じられないくらい多くの人が毎日階下でコーヒーを買うんですよ、2.5だか3ポンドだかを払って。それを毎日、1年続けたら、そうとう大きな額になります。ランチを外に食べに行くのも大きな問題です」。自分でサンドイッチを作った方がいいですよ、と彼は勧める。

と述べています。こうした、いわゆる「ラテ・マネー」を意識できるかどうかが資産を築くことができるひとと、そうでない人の差になるのでしょう。

投資については、手数料の安い「インデックスファンド」で行っているとのこと。彼は、こうした行動を「合理的に計画した結果」と述べています。やはり、早期リタイアをしようと考えれば、行きつく結論は、アメリカでもイギリスでも日本でも同じことのようですね。

「お金の一番の使い道は、自由を買うこと」

そして、私が一番共感したのが、この「お金の一番の使い道は、自由を買うこと」ということです。

自由を買うことについては、以前にこんな記事を書いたことがあります。考え方はまったく同じです。

https://tiberius-caesar.com/kaihou-dorei-semiretired

決して贅沢な暮らしがしたいわけではない。自由に生きたい。この考え方が全てではないでしょうか。

また、記事内で紹介されている別の男性も、決してリッチな生活がしたいわけではなくて、自分の生活水準保つためには、現実的になにが必要になるかを考えてリタイアしたと述べています。

ほどほどの生活をして、自分のしたいことができる時間を作る。必要以上のお金を手に入れる必要はありません。

ただ、それを実現するにはシビアな金銭感覚をもち合わせた「スーパー貯蓄家」になり、投資を含めたしっかりとした合理的なマネープランを考えることが大切です。でも、「リタイアするため」という目標があれば、決して無理なものではないと思います。

ちなみに、記事内で紹介されていたこの運動の主唱者エイドニーによると、

稼いでいる額にかかわらず、収入の半分を貯金と投資にまわすことを目指すべきだ、と彼は支持者たちに伝えている。「この場合、働かなくてはならない期間はおよそ17年間です」と彼は言う。 「ちなみに、4分の3を貯蓄にまわすとその期間は約8年になります。実のところ、これは早期リタイアの話というよりは、もっと目的意識を持ち、ストレスをかけずに今できる範囲でベストな暮らしを始める、ということなんです。

17年、まさに私の目指す15ヶ年計画にピッタリです。私は、今のところ収入の半分以上を貯蓄と投資に回すことができているので、もしかしたらもう少し早めに達成できるかもしれません。

「自由」を買うために、頑張りましょう!!