トラピックスの添乗員ってどんな感じ?私のイタリアツアーの場合
阪急交通社のツアーのトラピックスでは、添乗員が付いてきます。私が先日参加したイタリアツアーでも、関西国際空港の出発時から、帰着時まで添乗員がついてきました。
添乗員がツアー中にずっとついてくれるのはトラピックスの特徴なのですが、どんな感じなのか気になりませんか。
ツアーが問題なく進むかどうかは添乗員にかかっているとっても過言ではありません。なにせツアー参加者は、言われるがままについていくしかないのですから。
そこで、今回は私の体験からトラピックスの添乗員について書いていきたいと思います。
ファーストコンタクトは電話で
添乗員とのファーストコンタクトは電話から始まります。
出発日の数日前に、ツアーを担当する添乗員から直接電話があります。そこで、申込内容の確認や注意事項などを一通り説明してくれます。
もし、分からないことがあれば聞けるチャンスですので、事前に聞きたいことを用意しておいてもよいかもしれません。
私のツアーの担当の方は、声の感じからするとベテランの女性の感じでした。
そして、出発日には集合時間までに空港のトラピックスの受付ブースに行きます。そこで、添乗員と初顔合わせというわけです。
オプショナルツアーを申し込んでいる場合には、そこで支払いになりますので、事前に準備しておきましょう。
ツアー中はずっと一緒にいます
ツアー中は、自由時間を除いて基本的にずっと一緒にいます。
とりあえず、離れないように付いていけばOKです。私の参加したツアーでは、20人ほどの参加者でした。一人が勝手に行動してしまうと、ほかの人に迷惑をかけるのでくれぐれも注意しましょう。
ホテルのチェックインもしてもらえて、部屋のカードキーをそれぞれ配ってくれます。そして、次の日の朝食の時間、集合時間などを記載したメモを配ってくれます。ホテルによっては、Wi-Fiのパスワードも教えてくれますよ。
何度も海外旅行をしているような人ですから慣れたものですね。
ホテルでは、添乗員が各部屋を回って問題がないか確認してくれました。海外のホテルでは、たとえば電気が付かないとかそんな不備がよくあるらしい。そういった問題があれば、添乗員が対応してくれるようです。
移動のバスのトークも注目
ツアーでは、バスの移動が多いのですが、その中で添乗員がトークをしてくれます。添乗員によりけりだとは思いますが、私の参加したツアーの添乗員の話はなかなかおもしろかった。
観光地の解説をしてくれます。例えば、フィレンツェに向かう途中であれば町のできた由来や歴史について、ローマであれば古代ローマ帝国の時代の話など。
さすがは、何度も来ている(らしい)ので詳しいですね。バスを降りてからの観光地では、現地ガイドも解説してくれます。
また、添乗員のキャリアで体験したことも話していましたね。
やっぱりいろいろトラブルがあるらしい。ツアー参加者がパスポートをすられたとか、そもそもパスポートを忘れて空港に来てしまった人とか。そんなこともあって、パスポートだけは絶対に身から離さないということは、口酸っぱく言っていました。
怒られる人もいました
普段はやさしい気さくな添乗員だったのですが、一度だけかなりきつく注意したことがありました。
観光地でみんなでそろって入場しないといけないところがあったのですが、ツアー参加者の一部が写真を撮るのに夢中ではぐれて遅れてしまったんですね。
ツアーは行くところが盛りだくさんなので、結構時間がタイトだったりするので、それもあったのでしょう、かなりきつく注意されていました。
「みんなの時間がなくなってしまうんです。ちゃんと付いてきてください!」って感じでした。
そんな風に毅然と注意できるのはいいと思いました。一部の参加者のためにほかの人が不利益を被るのはごめんですからね。
どんな人に当たるかは運次第ですが
今回私の参加したツアーの添乗員は、とてもよかったと思います。特に不満な点はありませんでした。ツアー自体もスムーズに進みましたので。
もちろん、人によりけりのところはあるので、必ずしも参考になるかは分かりません。「当たり」「はずれ」もあるかもしれません。
とはいえ、イタリアツアーのような目玉商品とも言えるツアーに、ダメダメな人を配するようなことはしないと思います。
旅行の最後にはアンケートがあって、添乗員についても評価する質問があります。そういったところで、添乗員も淘汰されているのではないかと思います。
トラピックスの海外ツアーを考えている方の参考になれば幸いです。