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セミリタイアした後、何する?「経験者が明かす、5つの意外な変化」を読んで

ヤフーの記事を見ていましたら、次のような記事を発見しました。

『早期リタイアで何が起こる? 経験者が明かす、5つの意外な変化』

早期リタイア、つまりセミリタイアも含まれると思いますが、それを達成した人たちに、一体何が起こったのか。その経験者にインタビューして分かった変化を5つ紹介しています。

セミリタイアを目指す一人としては、気になる記事ですね。迷うことなく、読み進めました。

※以下引用文は、前述の記事から

セミリタイアした後、何が起こる?

この記事で取り上げられていた「5つの意外な変化」は、次の5つです。一つずつ見ていきましょう。

1.早期リタイアは実際、幸せを増大させない

えっ!?と思いませんか。念願かなって嫌で嫌でしょうがなかった会社をやめたのに、そんなに幸せにならないってどういうことなのでしょう。

記事中で紹介されていた人(44歳で早期リタイアに成功)によると、

「もちろん、早期リタイアは自分を幸せにします! ものすごく! 」と書いているカーステンさんだが、「幸福感は、ゼロから100に突然はね上がるというより、徐々に感じられるようになった」と言う。 そして、大きな幸せを感じた人でも、それは長続きしないようだ。 「実際、幸福度の高い状態が続くのは、せいぜい3~6カ月だろう」と、早期リタイアをし、ブログ「Financial Samurai」をやっているサム・ドーゲン(Sam Dogen)さんは書いている。「最終的には、通常の状態に戻る」

ほう、なるほど。確かに、会社を辞めた直後は、自由を手に入れた解放感と高揚感があるのかもしれませんが、それも徐々に醒めていくということでしょうか。

人間、だんだんと環境に慣れていきますから、リタイア後の生活が”日常”になるとそんなに、ハッピーを感じることがなくなるのかもしれませんね。

私などは、会社を辞められただけで、万々歳だと思いますが。

2.仕事を辞めたことで、アイデンティティー・クライシスに陥ることも

これは、私には関係ないかもと思いました。つまりは、仕事が自分のアイデンティティーになっていた場合は、その喪失感(自分が無職である)に襲われるというもの。

私などは、仕事などつまらない、どうでもよいと思っているので、むしろリタイアしたら清々すると思います(笑)

「人生 フリー素材」の画像検索結果

 

3.自由になる時間が増えることで、新たなモチベーションの源を見つける必要が出てくることも

リタイアした後になにをするのかを考えておく必要があるということだと思います。リタイアするまでは、それに必要なお金・資産を作ることがモチベーションになりますが、それを達成したあとは、「燃え尽き症候群」のようになってしまうかもしれません。なにせ、もうお金を蓄えるという人生目標を達成してしまったのですから。

これは、なかなか興味深いと同時に、今から何か考えておいたほうがよいかもと考えさせられますね。リタイアしたはいいが、そのあと何をする?というのが、リタイア後の人生の課題になるでしょうから。

 

4.ゴールや夢は変わるもの

早期リタイアを目指していても、目標や夢が変わることもあるとのこと。

新たなモチベーションの源を得たことで、自分のゴールや夢が変わっても不思議はない。 30歳で125万ドル(約1億3800万円)を貯めて早期リタイアしたグラント・サバティエ(Grant Sabatier)さんは以前、どれだけの変化が起こるか、事前に知っておきたかったとBusiness Insiderに語っている。 「経済的な独立を手に入れるため、自分の場合は5年3カ月の間、ほぼ休みなく働き、30歳でやっと達成して、早期リタイアが可能になった。でもその間に、夢やゴール、自分のやりたいことが、24歳のときとは大きく変わったことに気付いた」と、『Financial Freedom: A Proven Path to All the Money You Will Ever Need』の著者で、ブログ「Millennial Money」をやっているサバティエさんは言う。

で、どういうこと?って思いますが、24歳のときは早期リタイアをしたいと思っていたが、それが可能になった30歳に今は、違うことをしてみたいということでしょうか。

もちろんそういうこともあるでしょう。早期リタイアだけが、人生の目標になるものではありません。ほかにやりたいことがある、そのためには早期リタイアはできないということなら、その道もあると思います。まあ、私の場合はないでしょうが・・・

最後の変化は・・・

5.人生は、自分にとって居心地の良い場所の外で生きることになる

早期リタイアは、自分にとって居心地の良い場所から一歩、外へ足を踏み出すことだ。時間とお金を手に入れた今、あとはそれを続けるだけだ。

意外ですが、早期リタイアは、自分にとって居心地の良い場所から、外へ一歩踏み出すこととのこと。私などは、むしろより自分にとって居心地の良い場所にいくような気もします。

読み解くとすれば、早期リタイアなど考えずに、だらだらと適当に働き、適当にものを買い、適当に生きていくのが「居心地が良い」とするならば、早期リタイアをして、お金にシビアに生きていく(無駄遣いはできない。効率的にお金を使うことを常に考える必要がある)というのは、ある意味で前者の生き方よりは、居心地が悪いのかもしれません。

しかし、計画的に早期リタイアを達成して、「自由」を手に入れれるならば、そしてそれが自分にとって最適な生活だと言えるならば、そんな生活も悪くないと私などは思うのですが、いかがでしょうか?

今からの課題は、セミリタイアした後に「何をするか」を考えることですね。なんだか、宝くじがあたったら何をするか妄想するみたいに、楽しみです。(宝くじと違って必ず実現させますけどね)